Nerd Rage!

オタクの怒り！
と訳す様だが、オタクはこんなに強くならない····

おそらくVault-Boy のアイコンから察するに、我慢の限界に達した運び屋が超人ハルクの如きパワーを発揮するイメージなのではなかろうか？

　レベル10以上で、Intelligenceが5、Scienceが50になると取得できるPerkである。体力が20%以下になるとDTが15追加され、Strengthが10になる効果が発動される。
　
　体力が瀕死のときにこの程度のステータス上昇ではほとんど役に立たないだろう。全てのDLCをインストールしてレベルキャップを50まで解放し、Enduranceを10まで上昇させると体力は最高で545となる。そしてPerks、薬、酒による体力上昇の値は発動時の計算式に含まれない。体力が545でこのPerkが発動するときには体力が109以下であり、レベルが50未満でEnduranceが低いとさらに重傷を負っているはずだが、いずれのレベルで発動する場合でも、それはつまるところ引き裂かれる寸前のシチュエーションを意味していて、ここから起死回生するには敵の数が2，3人程度で向こうも瀕死であることが条件だろう。
　フィーンドやバイパーガンスリンガーが相手なら通じても、高火力のホワイトレッグスやらマークドマンやらロボトミーが相手だと数秒で上半身が消し飛んでいるし、変異トカゲや巨大寄生バチなら1，2回撫でられると永劫の眠りに誘われるだろう。しかもそいつらは群れていて硬い。
　怒りとは悲しみの暴力的な表現である。しかしそれがどうした？人生とは惨めな悲劇で、ありふれたものだ。逆上が逆転とはならないことも含め。もっと賢い選択があるはずだ‥‥‥。だから重症を負ったときは荷物を下ろしなさい。大事なのは手放すことだ。物質的なものであれ、感情であれ‥‥‥。